靴下やスリッパを脱ぎたくなるフローリング

きれいに掃除されたフローリングに、裸足でそっと踏み入れた瞬間の、あの感触は何とも言えない気持ちの良さ。それはインターネットでの文字や画像では伝えきれないほどの、魅力にあふれています。また、足裏には体じゅうのツボが集まっており、他の皮膚に比べて敏感。歩くたびにそれらがやんわりと刺激され、リラックス効果にもつながっているのです。何より体感するのがいちばんですが、まずはその魅力を綴ってみました。
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真冬でもヒヤッとしない心地よさ

合板フローリングのほとんどは、水や汚れから床を守るために「ウレタン樹脂」でコーティングしており、無垢に比べてツヤがあり肌ざわりも硬めです。そちらの方がいいのでは?と思ってしまいますが、ウレタン樹脂はまわりの温度に同調してしまうため冬は冷たく、裸足で過ごすのはかなりつらいかも。また合板は木のなかに含まれる空気が少ないため、無垢のふんわりとしたやさしい質感はありません。

自然素材ならではのしっくり感

無垢のフローリングには、その質感や木目などの魅力が損なわれることのないよう、アブラギリの種子から抽出した「桐油」や、天然素材で作られた塗料「オイルステイン」を塗布しています。これらは浸透することによって木材を保護し、しかもウレタン樹脂のように皮膜を作らず、木目の質感をそのまま残すことができます。合板と同じ厚さであっても空気の含有率が多く、断熱効果にもすぐれているのが特徴です。
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自然の力で湿度をコントロール

無垢はフローリングとなっても生き続け、呼吸します。木材の「呼吸」とは、湿度が高いときは吸湿し、乾燥しているときは潤いを放出するはたらきのこと。日本家屋では今まで畳がその役割を果たしてきました。原料の「い草」が、常に心地よい床面を作り出していたのです。そして洋風の生活様式に変わった今、靴を脱いで部屋に上がり、床に直接座る文化を持つ日本において、無垢は最適の床材と言えるでしょう。